2012.11.15更新
当院でも胃がんリスク検診(ABC検診)が始まりましたが、ピロリ菌への関心が高いことにあらためて気付かされました。
今回のテーマは、「ピロリ菌はどのように感染するのか?」
ピロリ菌の主な感染ルートは、乳児期の親からの経口感染といわれています。
免疫がまだ未熟な赤ちゃんの胃はピロリ菌に感染しやすく、離乳食を親が噛んで与えることが感染の原因と考えられます。
しかし、両親が感染していないのに子供が感染している場合があります。
その原因として最近はペットからの感染が問題となっています。
犬や猫の胃にもピロリ菌がいるようです。
子供に犬がペロペロしている様子は微笑ましいですが、ピロリ菌の感染を考えると注意が必要ですね。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.11.08更新
先月中旬よりインフルエンザの予防接種がはじまりました。
「いつ頃までに接種したらよいでしょうか?」と質問を受けることがあります。接種して抗体がつくまで3~4週間かかると言われています。1月中旬頃に流行のピークをむかえるとすると、年内には接種を済ませましょう!
当院での年内の最終接種可能日は12/25(火)です。
この時期は風邪にかかる方も多いので、健康な時に早めに接種してください。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.11.02更新
ABC検診とは
血液検査にて胃の健康度を把握する検査です。
胃粘膜の萎縮(胃の老化度)をみるペプシノゲン検査と、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)抗体検査を組み合わせることで、胃の健康度を確認します。
結果によりA、B、C、Dの4つに分類できます。
A:胃カメラは5年に1回でよいです。胃がんの発生は頻度はほぼ0です。
B:胃カメラは3年に1回でよいです。1年で1000人に1人に胃がんが発生します。
C:胃カメラは2年に1回でよいです。1年で500人に1人に胃がんが発生します。
D:胃カメラは1年に1回受けましょう。1年で80人に1人に胃がんが発生します。
胃の検査をしてみたいが胃カメラはちょっと苦手 という方は、まずこの検査をお勧めします。
費用は自費で3500円(税込み)となります。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.10.30更新
本日、院内勉強会がありました。
「骨粗鬆症における痛みの治療」がテーマです。
医師、看護師、リハビリスタッフの全員が参加しました。
痛みを和らげることは日々の生活やリハビリに大きく影響します。
来月にも骨粗鬆症についての勉強会を行います。
診断、治療、リハビリが必要な疾患については、チーム全体で知識を深めていきたいと考えています。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.10.09更新
本日無事に取り付けが完了しました。
診察の待ち時間に、少しでも役に立てればと思います。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.10.05更新
ネットで手軽に購入できる薬、例えば禁煙治療薬のチャンピックスやED治療薬のバイアグラなどが知られています。
特にED治療薬はインターネットで流通している55.4%が偽造品との報告がありました。(偽造品の一部にはプリンターのインクで色付けをしているものもあるそうです。)
羞恥心や通院に時間がかかるなどを理由に、病院受診をしない方が多いようですが、ED治療薬にも種類があり、きちんと問診をし持病の有無・健康状態を確認した上で処方いたします。
独自の判断で使用し、それが偽造品となると身体にはよくありません。
ネットでの購入にはそういうリスクがあることを理解していただきたいです。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.09.26更新
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.09.12更新
昨日より診察券をリニューアルしました。
今年で開院20年の節目であり、以前から気になっていたサイズの変更と新しいデザインで心機一転することにしました。

当院のロゴマークを入れ、親しみやすい診察券にしたつもりです。
開院当初から2度目のリニューアルで、「第3世代」と勝手に呼んでいます。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.09.04更新
花粉症といえば春のスギ花粉症をイメージしますが、秋にも花粉症はあります。ブタクサ、ヨモギといったキク科の花粉が原因となります。
スギ花粉に比べあまり知られていないせいか、風邪と思い受診される方が多いです。花粉症でのどの痛みが伴うこともあるので風邪かなあと思うようです。
風邪ではなく花粉症と診断されれば、抗アレルギー薬を使います。最近の抗アレルギー薬は比較的眠気が少ないものも増えています。どうしても仕事の都合などで、眠気がいやということであれば、眠気のない漢方薬も処方することができます。
風邪かな?花粉症かな?判断に困った場合は遠慮なく受診してください。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック
2012.08.27更新
当クリニックでは定期的に勉強会を開いています。
午前診終了後のお昼時間を利用しています。
本日は近隣のリハビリ施設から、スタッフと看護師さんにも参加して頂きました。テーマは「脳卒中後遺症の痙縮に対するボトックス治療」です。
脳卒中になると、手足の麻痺や筋肉のこわばりといった後遺症が残ることがあります。
歩いたり、服を着たり、お風呂に入るなどの日常生活に支障をきたします。
そのような場合、ボトックス注射で筋肉のこわばりをやわらげ、リハビリを行うことで日常生活が楽になります。
この治療は医師、看護師、リハビリテーションとの連携が大切です。
大変有意義な勉強会でした。
投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック