半田クリニックブログ

2012.11.26更新

前回、ピロリ菌の感染経路についてお話しました。

離乳食を親が噛んで与えると感染しやすいというわけですが、いつ頃まで気をつけないといけないか?

5歳までの幼少時にピロリ菌に感染すると、その多くは持続感染となり慢性胃炎になりやすいと言われています。




小さなお子さんのいる方は、5歳までは注意していく必要があります。

成人になれば免疫が完成されていますので、経口感染はまずないと考えてよろしいでしょう。

投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック

2012.11.15更新

当院でも胃がんリスク検診(ABC検診)が始まりましたが、ピロリ菌への関心が高いことにあらためて気付かされました。

今回のテーマは、「ピロリ菌はどのように感染するのか?」

ピロリ菌の主な感染ルートは、乳児期の親からの経口感染といわれています。
免疫がまだ未熟な赤ちゃんの胃はピロリ菌に感染しやすく、離乳食を親が噛んで与えることが感染の原因と考えられます。



しかし、両親が感染していないのに子供が感染している場合があります。
その原因として最近はペットからの感染が問題となっています。
犬や猫の胃にもピロリ菌がいるようです。

子供に犬がペロペロしている様子は微笑ましいですが、ピロリ菌の感染を考えると注意が必要ですね。

投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック

2012.11.08更新

先月中旬よりインフルエンザの予防接種がはじまりました。

「いつ頃までに接種したらよいでしょうか?」と質問を受けることがあります。接種して抗体がつくまで3~4週間かかると言われています。1月中旬頃に流行のピークをむかえるとすると、年内には接種を済ませましょう!



当院での年内の最終接種可能日は12/25(火)です。

この時期は風邪にかかる方も多いので、健康な時に早めに接種してください。

投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック

2012.11.02更新

ABC検診とは血液検査にて胃の健康度を把握する検査です。



胃粘膜の萎縮(胃の老化度)をみるペプシノゲン検査と、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)抗体検査を組み合わせることで、胃の健康度を確認します。

結果によりA、B、C、Dの4つに分類できます。

A:胃カメラは5年に1回でよいです。胃がんの発生は頻度はほぼ0です。
B:胃カメラは3年に1回でよいです。1年で1000人に1人に胃がんが発生します。
C:胃カメラは2年に1回でよいです。1年で500人に1人に胃がんが発生します。
D:胃カメラは1年に1回受けましょう。1年で80人に1人に胃がんが発生します。

胃の検査をしてみたいが胃カメラはちょっと苦手 という方は、まずこの検査をお勧めします。

費用は自費で3500円(税込み)となります。

投稿者: 医療法人晃生会半田クリニック

初めての方も気軽にご相談ください

明日の健康に繋がる予防のため、定期的に検診を受けてみてはいかがでしょうか

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