カプセル内視鏡検査
大腸カプセル内視鏡検査とは
超小型カメラを内蔵した長さ31.5mm×幅11.6mmのカプセルを口から飲み込むだけの内視鏡検査です。
カプセルは消化管を通過しながら画像を撮影し、画像を記録装置に転送します。医師はこの画像をもとに大腸の診断を行います。
大腸カプセル内視鏡検査の流れ
STEP1検査前日
昼食と夕食は、病院の指示にしたがい、消化のよい食事をおとります。夕食後に下剤を服用します。
STEP2検査当日
上下が分かれたゆったりとした服装で来院ください。検査前に腸管洗浄剤を服用していただき、腸の中をきれいにします。その後、検査機器(センサーや記録装置)を取り付けます。
STEP3検査の始まり(カプセル内視鏡を嚥下)
担当医師の指示にしたがって、適量の水でカプセル内視鏡を飲み込みます。
STEP4検査中
記録装置のアラーム音がなりましたら、ディスプレイに番号が表れますので、担当医師の指示にしたがって薬剤などを服用し、検査を続けます。
STEP5検査の終わり
排便時にカプセルが排出したのを確認できた、もしくは、バッテリー切れによって撮像が終了した時点で検査が終了となります。
大腸カプセル内視鏡検査中に注意すること
・カプセルが体外に排出されるまで、MRI検査を受けたり、強い電波や磁気を出す機器の使用とその周辺に近づくことは避けてください。
・腹痛、吐き気、嘔吐などを催した場合は、すみやかに担当医師に連絡してください。
・汗をかくような激しい運動は避け、腰を曲げたり、かがんだりしないようにしてください。